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相続手続き

相続税申告で失敗しない!税理士の選び方と相談のポイント

相続税申告で失敗しない!税理士の選び方と相談のポイント

相続税申告書の計算や納税を正確に行うだけでなく、節税対策まで検討するには、やはり専門的な知識と経験が必要です。そのため、「専門家に頼みたい」と考える方も多いでしょう。とはいえ、「どの税理士に相談したら良いの?」と新たな不安も出てくると思います。

適切な税理士を選ぶことは、相続手続きや相続税申告書作成をスムーズに進める上でとても重要です。この記事では「相続税理士の選び方」を具体的なポイントと共に解説します。

相続税申告とは?

相続では、亡くなられた方の預貯金だけでなく、不動産、株式、貴金属なども対象になります。そのため、相続税申告には、亡くなった方の財産評価が必要となります。

相続財産の合計額が、相続税の基礎控除額を超えた場合は相続税申告書を作成し、税務署に提出する必要があります。相続税申告が必要なのに相続税申告をしないでいると、後日税務署から連絡があり、余分な税金(延滞税や加算税)まで納めることになります。

「周りに相続税を申告した人がいないから相続税を申告しなかった。」という言い訳は通用しません。相続財産の合計額を正しく算出し、相続税申告が必要な場合は、必ず申告手続きを行いましょう。

相続税の仕組みについては、「相続税とは?基礎控除の仕組みから計算方式まで解説」の記事もご覧ください。

税理士に依頼するメリット

相続税申告は、税理士への依頼が必須というわけではありません。自分で計算して相続税申告をすることも可能ですし、相続財産が基礎控除額を下回っている場合は、そもそも申告は不要です。

しかし、遺産分割のため、相続財産を調べてみたら

  • 「自分たちの知らない、不動産があった(ありそう)」
  • 「証券投資口座が複数見つかった」
  • 「銀行口座複数見つかった」

といった、想定外の相続財産が出てくることもあります。

そのため、依頼費用はかかってしまいますが、「相続財産の正確な把握」や「スムーズな申告書作成」などを税理士にサポートしてもらうことで、安心して相続手続きを進められます。また、節税のアドバイスも受けられるため、金銭的な負担も抑えることができるでしょう。

▼主なメリット

  • 精度の高い相続税申告書の作成ができる
  • 財産調査や遺産整理、資料収集などを代行してもらえる
  • 目の前の相続だけでなく、先々を見越した相続税対策ができる

相続に強い税理士を見極める5つのポイント

「相続税のことを税理士に相談しよう!」と行動を移す時に、多くの税理士から誰を選べばよいか分からなくなることも。そんな時のための「相続に強い税理士を見極めるポイント」をご紹介します。

【ポイント1:専門性】相続税に精通しているか

税理士は、個人や法人の税務をサポートする専門家です。税理士の中にも、個人から法人まで幅広く対応している人もいれば、法人税や所得税などの特定分野に特化した人もいます。相続は、その人によって相続額や相続財産の種類、相続人の数など状況が異なります。相続を専門としていれば、さまざまなケースを扱ってきた経験があると考えやすく、相談者の状況に合わせた対応が期待できます。

【ポイント2:実績】相続案件の実績が十分にあるか

依頼したい税理士がどれだけの相続案件を担当しているかを確認しましょう。一般的な税理士の相続税申告は年に1,2件程度。実績豊富な税理士を選ぶなら、目安として年間10件以上の相続税申告実績があると安心です。

【ポイント3:料金体系】報酬の透明性と費用感を比較

料金体系は税理士によって異なります。相続税申告は、一律料金でないことをご承知おきください。
初回相談時または相談申し込み時に、固定資産税課税通知の評価額や預貯金の合計額、法定相続人数など、必要な情報は調べておくことが重要です。

【ポイント4:提案力】二次相続も考慮した提案をしてくれるか

相続は一度で終わりではなく、次の代に財産が移る「二次相続」も想定しなければなりません。二次相続とは、最初の相続(一次相続)の後に発生する次の相続のことです。例えば、夫が亡くなって妻と子が相続をする(一次相続)。その後、妻が亡くなり、妻が受け継いだ財産を子が相続する(二次相続)というケースです。

一次相続の際に、「目の前の相続で税金を抑える」だけでは、二次相続の際に税額が増える可能性があります。そのため、「二次相続まで見据えた節税プラン」を提案できる税理士を選ぶと良いでしょう。

ただし、二次相続を踏まえたプランを提示し、多額の報酬を請求するケースもあります。プランが不要であれば、しっかり断ることも大切です。

【ポイント5:コミュニケーション】相談しやすさ

家族から受け継いだ大切な相続財産の相談をするのですから、信頼できる税理士を選びたいですよね。多くの税理士事務所では、無料で初回相談を受けています。直接税理士と話すことができるので、「親身に相談に乗ってくれるか」「話しやすい・相談しやすいか」を判断しましょう。

税理士選びでよくある失敗と回避方法

大切な相続財産を任せる税理士は、相続税申告の大切なパートナーです。依頼した後に、「合わない人だったかも……」という後悔は避けたいところ。ここでは、よくある失敗と、それを防ぐ方法をお伝えします。

相続税が専門外の税理士に依頼してしまう

前述の通り、税理士にも得意な分野があることが多く、全ての税理士が相続税に詳しいわけではありません。相続税を専門に取り扱っているのか、事例数を確認することで、専門性の高い税理士に依頼することができます。

費用の安さだけで選んでしまう

「とにかく安い事務所」を選ぶと、経験不足やサポート不足で後悔するケースがあります。相続は、その人によって遺された財産も、相続人数も、相続人の置かれた状況も異なります。依頼人の状況に合わせて適切な税計算や提案ができるかどうかは、費用だけで判断することはできません。

相続税申告は、分からないことや不安なこともあるでしょう。費用だけでなく、相談者の気持ちに寄り添い、安心して任せられるかどうかも、税理士選びの判断材料にしましょう。

税理士選びで失敗しないために、無料相談を活用しよう

多くの税理士事務所では、初回相談を無料で対応してくれます。しかし、初回相談の場でいきなり「料金は?」と問われても、親身で有意義な相談とはならないでしょう。

相談前に準備しておくもの

  • 財産目録、通帳、固定資産税通知など(相続財産が分かるもの)
  • 相続関係説明図など(被相続人と相続人の関係が分かるもの)
  • 遺言書(ある場合)
  • 株式の有無
  • 相続相談の希望(不動産は保有・売却かなど)

これらを用意しておくと相談がスムーズになり、より具体的な提案や正確な見積もりを得られるでしょう。

初回面談で確認すべき質問リスト

1.相続案件の実績はどのくらいありますか?

相続の経験が豊富な税理士かどうかの判断材料になります。税理士事務所全体ではなく、担当の税理士の実績も重要です。

2.見積もりは総額でいくらくらいになりますか?追加費用はありますか?

料金は、税理士ごとや個々の事例によっても異なります。初回相談の段階で正確な費用が分からなくとも、似たようなケースだとどれくらいの費用感なのか、基本料金外の追加作業はどんなものかなどを質問して、おおよその金額感を把握しておきましょう。

おおよその費用を算出するためには、法定相続人数・大まかな財産の種類・各件数・有価証券の有無などの情報が必要です。税理士から質問された際に答えられるよう、準備しておくとスムーズです。

3.二次相続も含めた節税提案は可能ですか?

一次相続の節税対策だけでは、二次相続時に多額の税金が発生する可能性があります。先々を考えた提案ができるかどうか聞いてみましょう。

税理士選びのきっかけとは?相続税の初回相談でよくある相談経路

当事務所に初回相談に来られた方は、さまざまな経緯の方がいらっしゃいます。よくある相談経路を4つご紹介します。
※割合は当事務所調べ

1.友人・親戚からのご紹介(2割)

身近な方からの紹介で来られる方は、当事務所で年間相談件数の2割程度にあたります。紹介者から実体験を伺っており、安心感を持っての初回相談となります。

ただ、お知り合いからの紹介の手前、初回相談後に断りにくいケースもあるかもしれません。当事務所税理士から「他の税理士事務所と比較してからでも構いません。」とお伝えしますので、ご納得いただいた上でぜひご依頼ください。

2.司法書士・弁護士からのご紹介(3割)

案外多いのが、司法書士・弁護士を通じてのご紹介です。当事務所でも、年間相談件数の3割程度がこちらのケースです。難易度が高い事案が多く、【高額な財産・複雑な相続・遺言案件・遺留分侵害請求(どちらも)】といったケースが挙げられます。

相続の専門家からの紹介ですので、他税理士との比較はありません。当事務所は、応用力・包容力で対応します。答えのない案件は、落としどころを見極め、分かりやすい説明に努めます。

3.ネット検索から(3割)

昨今、初回相談先を見つける手段として、ネット検索からのご相談が多いです。初回相談後に断りにくいと感じる方もいらっしゃるので、当事務所税理士から「ご依頼前に、他の税理士事務所との検討もどうぞ」とお伝えします。相談者の判断を尊重しますので、ご安心ください。

初回相談では、相談者の「相談ポイント」をいち早く見つけることを大切にしています。相談内容が明確な方もいれば、どうしたら良いか分からない方もいらっしゃいます。複数の遺産案を示しながら、節税ポイントをご説明し、相談者の自己判断に繋げるよう工夫しております。
メールでのやりとりを通して、必要書類のお願いや進捗状況報告ができ、スムーズな進行が喜ばれています。

4.近所だから(2割)

一番多い理由が、ご自宅からの近さ。当事務所から半径10㎞以内には、税理士事務所がたくさんあります。その中でも、当事務所を選んでいただいた方からは、「初回相談から手続き完了まで、当事務所内で完結できる」という点が大変喜ばれます。ご近所ですと不足書類を取りに戻る際も近いので、申請手続きをスムーズに進めやすいです。

まとめ:相続税申告は、信頼できる税理士に相談しよう

正確な相続税申告には、十分な知識が必要です。専門家である税理士に依頼する場合には、信頼できる税理士選びが重要です。相続税申告の実績が十分にあるのか、先々の相続を見据えた提案ができるのかなど、しっかりと見極めましょう。大切な相続財産を任せるのですから、まずは無料相談などで直接話してみて、信頼できそうか確認しましょう。

新潟相続のとびらでは、新潟で暮らす皆さまの相続のお悩みに寄り添い、未来のとびらを開く選択肢を相続の専門家として幅広くご提案させていただきます。

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▼よくあるご質問
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