COLUMN

税理士の現場ブログ

個人相続相談は奥深い(相続編) 知り合いからの紹介

個人相続相談は奥深い(相続編) 知り合いからの紹介

相続が発生し、どうして相談者が当事務所を訪ねられたのでしょうか?

①知り合いからのススメ
普段税理士とお付き合いがない方は、相続税申告を誰に相談するかが最初の悩みとなります。
税理士選びで一番多いケースは、「他の人から教えてもらう」でしょう。相続の内容は他人に話す内容ではないので、「どこが良かった」とは具体的に聞くことができないでしょうが、「あの人に行ってみたら」とのアドバイスはできます。
「でも、心配?」と思われる方は、私の相続税理士としての能力(スキル)を試されることがあります。

スキルチェックの具体例は、
・生命保険を指定代理人が受け取った、これ正解?不正解?
・証券会社との取引報告の「トータル・リターン」とは?
いままでのスキルチェックは全て回答でき、相談へとなりました。

こんな質問もありました「兄弟なのに法定相続人になれない人への対処法」を教えて!
戦中、戦後に姉が亡くなると、妹が後添いに入ることがままあったようです。その際、姉の子を全員養子にしていないことが原因です。妹は、姉の子で、すでに成人した子や、婚姻した子を養子としなかったようです。
(過去2回、経験しています。)
「法定相続人とならなかった人(代襲相続人を含む)へは、みんなで贈与を考えてみるのが解決策では?」と提案してみます。
「ただ相続財産(金融資産が少ない)や、相続税額によっても贈与できるか分かりません。まずは相続税計算をしましょう。」

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